TMAO
2024年4月1日よりご受診可能な新オプションです。
血液中のTMAO濃度を調べ、心疾患や脳梗塞の発症リスクを評価する検査です。
料金
TMAO |
6,600円 |
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脳梗塞・心筋梗塞について
脳梗塞・心筋梗塞は、前兆がなく発症し命を落とすことも少なくない疾患です。現在は、医療の進歩によって命を取り留める確率は以前よりも高くなってきているものの、日本人の死因を疾患別にみると脳血管疾患、心疾患を原因として命を落とす方は依然多く、その合計数では死因1位の悪性新生物(がん)と同水準にあります。
日本人の主要な死亡要因
また、突然死の死因として最も多いのも心疾患であり、死因の約6割を占めるともいわれています。患者数も高齢化とともに増加の一途を辿っており、総患者数は国内で約200万人以上とも推計されております。さらに、脳梗塞などを含む脳血管疾患についてはその後遺症も重く、寝たきりの原因の約4割を占めるとされています。
再発が怖い脳梗塞・心筋梗塞
脳梗塞は一度発症すると再発しやすいことがわかっています。一度脳梗塞になるとおよそ5年内で約3割、10年以内では約5割の方が再発するといった報告もされています。心筋梗塞についても一度発症した人は心筋梗塞を繰り返したり、心不全などを起こすリスクが高いことが分かっています。
そのため、そもそも脳梗塞・心筋梗塞にならないように予防することが非常に重要と言えます。
TMAO検査とは?
日本での主要な死因の一つである心疾患や脳梗塞のリスクを採血で簡単に確認できる検査です。
他の心疾患の検査との違い
一般の心疾患検査にBNPがあります。
BNPは心臓の機能が低下すると増加するものです。
BNP自体は心臓に悪影響を与えません。
一方、TMAOは心臓の機能を低下させる有害物質です。
TMAO高値はただちに心機能低下を示すものではありませんが、将来心疾患を起こすリスクを高めます。
3つ以上当てはまる方にTMAO検査をおすすめしています。 |
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TMAOはなぜ心疾患や脳梗塞のリスクを高めるの?
TMAOは血液の中の「血小板」を刺激し、凝固を引き起こします。
すなわち、出血したときに起きる血液の凝固が、血管の中でも起こってしまうのです。
検査結果サンプル
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