【男性】骨盤部MRI
骨盤部MRIは骨盤内の病気を見つける検査です。
MRIは検査の条件を変えることでいろいろな写真の撮り方ができます。
現在、よく用いられるのは、CTのように水が黒、脳が灰色に見える「T1強調画像」、これを白黒逆転させたような「T2強調画像」、がんなどの病変を見つけやすくする「拡散強調画像」という3種類の撮影方法で評価します。
撮影方法によって見えるものが違うために、こんなに多くの撮り方で検査するのです。
骨盤部MRIでは複数の撮影方法により、骨盤内の膀胱・前立腺・子宮・卵巣やこれらの病気などを早期に発見することが可能です。
骨盤部CT検査と比べて、画像コントラストが良好で、放射線被ばくの心配もありません。
当院の骨盤部ドック撮影種類
T2強調画像 横断像
T2強調画像 冠状断像
T2強調画像 矢状断像
T1強調画像 横断像
拡散強調画像 横断像
これらの撮影を用いて、前立腺がん、前立腺肥大症などの病変の有無を診断します。
骨盤部MRI検査でよく見られる所見
前立腺肥大症
前立腺が加齢とともに肥大化することにより、尿道や膀胱が圧迫され、様々な排尿障害が出てくる病気が前立腺肥大症です。
前立腺肥大症の患者数は増加し続けており、現在では55歳以上の約2割、5人に1人がかかっていると言われています、
前立腺肥大症の原因については、はっきりした原因はわかっていません。
ただ、加齢とともに男性ホルモンの分泌が減り、そのために男性ホルモンと女性ホルモンのバランスが崩れることが主な原因と考えられています。
症状があれば泌尿器科の受診をしましょう。
症状がなければPSAを含めた定期的な経過観察をお勧めします。
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