「細胞診」と「HPV検査」2つの検査の併用,健診会 東京メディカルクリニック・人間ドック,東京都北区

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子宮頸がんを予防しよう
「細胞診」と「HPV検査」2つの検査の併用でほぼ100%異常を発見

子宮頸がんの定期検診が、予防の役割をする

子宮頸がんは、長い年月をかけて進行するので、初期の細胞に異型が見られる段階で発見することがとても重要です。 異形成からがんに進行するまでには、およそ5~10年かかるといわれます。つまり、定期的に子宮頸がん検診を受けていれば、異形成が子宮頸がんに進行する前に発見することが可能であり、結果的に子宮頸がんの予防につながります。定期的に子宮頸がん検診をすることをお勧めします。

子宮頸がんの検査には、「細胞診」と「HPV検査」の2種類があります

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスの感染が原因です。感染してもがんへ進行するまでには長い時間がかかるので、定期的に検診を受けていれば早期発見につながります。
検診には主に「細胞診」という方法で行われていますが、最近ではこの細胞診検査に加え、HPVに感染しているかどうかを調べる「HPV検査」が普及しています。 健診会 東京メディカルクリニックでは1回の細胞の採取で「細胞診」と「HPV検査」両方の検査が可能です。

子宮頚部の細胞の変化を調べる

「細胞診」

「細胞診」は、子宮頚部の細胞を採取して顕微鏡で調べる検査です。この「細胞診」では、子宮頸がんのがん細胞だけでなく、感染によって変化し、がんに進行する「異形成」といわれる状態の細胞を発見できます。

ウイルス感染を調べる

「HPV検査」

「HPV検査」は、細胞診と同様に採取した細胞が、子宮頸がんの原因であるウイルスに感染しているかどうかがわかります。
細胞診の際に摂取した同じ細胞を利用して検査も可能です。

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)ウイルスの感染が原因です

HPVとは、性交渉などによってほとんどの女性が感染されるといわれている、ごくありふれたウイルスです。子宮頚部の細胞に感染しても、多くの人は免疫力で1~2年以内にウイルスは消失します。ところが、約10%の人はHPVを排除できず、感染が持続してしまうことがあります。感染が持続すると5~10年という年月を経て子宮がんへと進行していく可能性があります。

子宮頸がん細胞の発生メカニズム

子宮頸がん細胞の発生メカニズム

海外では「細胞診」と「HPV検査」との併用が主流です

最近の調査によると、「細胞診」が陰性の中にも一部、前がん病変が潜んでいることがわかってきました。「HPV検査」も併せて受ければ安心です。 アメリカの子宮がん検診では30歳以上の女性に「細胞診」と「HPV検査」の併用が積極的に推奨されています。
最近では、日本でも日本産婦人科学会、日本婦人科がん検診学会等の学術団体や日本産婦人科医会などの検診を実行している団体では、子宮頸がん検診はHPV検査併用検診を強く推奨することとしています。

併用するメリット

「HPV検査」で何がわかる?

「HPV検査」とはウイルス感染を調べる検査です。
100種類以上の型があるHPVのうち、子宮頸がんと関係がある、いわゆるハイリスク群は13種類とされています。型別に、16、18、31、33、35、39、45、51、52、56、58、59、68型です。
このうち、16型、18型が最もがんに移行しやすいタイプで、日本人の子宮頸がんの約60%はこのタイプで、感染した後の進展スピードが速いといわれています。

「HPV検査」で何がわかる?

最新のHPV検査ではハイリスク型HPVに感染しているかに加えて、それが16型、18型の感染であるか否かがわかる簡易ジェノタイプ検査が広まっています。
健診会 東京メディカルクリニックでは簡易ジェノタイプのHPV検査を行っております。

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