風疹抗体検査無料クーポンについて

風疹を予防しよう

風疹は、妊娠20週ごろまでの女性が感染すると、赤ちゃんに障害が出る先天性風疹症候群となるおそれがあり、2012年の大流行で先天性風疹症候群の子どもが45人報告され、このうち11人が生後１年ほどの間に亡くなっています。
風疹の患者数が、この10年余りで２番目に多くなったことを受けて、国は一部の世代の男性について、ワクチン接種が必要か調べる抗体検査とワクチンの接種を原則無料で受けられる制度を始めることになり、企業の中には、従業員に行う健康診断の項目に風疹の検査を新たに加える動きが出ています。

無料で受けられる風疹抗体検査・ワクチン接種

国は、子どもの時にワクチンの定期接種の対象にされていなかった39歳から56歳の男性を対象に、ワクチン接種が必要か調べる抗体検査と、必要だと判断された場合のワクチン接種が原則無料で受けられる制度を始めます。
働く男性を対象とするので、風疹抗体検査を職場の健康診断に組み込むことがいちばん効率的と言われていますので対象年齢の方はぜひ利用してください。

今後、市町村を通してクーポン券が配られることになっていて、この券を使って抗体検査を受けます。後日、結果が分かり、免疫が十分にあれば、ワクチンは必要ありません。一方、免疫が不十分であれば、ワクチンを１回、原則無料で接種することができます。

健診会東京メディカルクリニックではクーポン券をお持ちの方は健診を受診する際に、無料で風疹抗体検査が受けられます。（ワクチン接種は行っておりません。） 北区特定健診やABC検診の際に受けることも可能です。
健診ご予約の際にお申し出ください。